一つの認識描像

少しづつ黒歴史を思い出しにくくなってきた話

長いこと黒歴史を思い出しては悶え苦しみ、それについて何度かこのブログでも扱った事があるのですが、最近黒歴史を思い出しにくくなってきました。
何がこの変化を引き起こしたかについてですが、おそらく攻撃を受ける可能性をできるだけ無効化して、安心するように自分に働きかけたのが原因だと思います。これは、黒歴史を思い出すのは防御反応であるという考えに基づいています。人間が自然界で暮らしていたときには様々な危険が存在していたため、基本的に自分が攻撃を受ける可能性があることを思い出す傾向にあるそうです。自然界で暮らしていた時には命の危険に直結するので大問題ですが、現代社会で散歩していても猛獣に出くわすということはあまりありません。なので、安心して大丈夫であると自分に言い聞かせることにしました。あとは、自分の発言は相手の中で全く重要でないということ、もしくは今の自分には一切関与しないことを認識します。そして、ある意味で過去の自分の発言に対する責任を放棄します。あれは、現在の自己より未熟な存在による言動であって、ある意味可愛らしいものです。なので、もし指摘されてもうちの子がすいませんみたいに思えばよいですし、実際には特に過去の発言によって自身が致命的な不利益を被ることはありません。とにかく、安心するようにすること、出てくる記憶と現在の状況を冷静に観察すれば案外問題ではないと認識すること、そしてこれを繰り返すことが重要なのではないかと思っています。少しでも皆さんの参考になれば幸いです。