一つの認識描像

自分の黒歴史を思い出してうわあああぁぁぁってなる症候群

過去の自分の失態などを思い起こしてうわあああぁぁぁとなる方は多いと思います。自分は3times/dayくらいは平均で発生しています。この現象は、生きづらくなるので本当にやめてほしいですよね。有効活用しようにも、眠気覚ましくらいにしか使えません。今回は、この時自分を苦しめている感情は何なのか、どのように対処すればよいのかを考えていきます。

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黒歴史対処法 intermediate(中間発表) - ?

1. うわあああぁぁぁってなってみる

それでは、自分のとっておきの黒歴史を一つ思い出して、その時に湧き上がる感情を分析してみましょう。と、冷静に分析しようとすると意外と大丈夫だったりするんですよね。ただ、最初に出てくる感情は「恥」や「後悔」というものでしょう。なぜあんなことをしたのか、または、発言したのか。その当時は何とも思っていなかったことを後からやばい言動であると気づいた時のほうがダメージが大きい気がします。過去の自分、なにやってんだ!というのは、後悔の側面が大きいでしょう。また、その言動のせいで被害を被った人間がいる場合は、申し訳なさも追加されます。そして、それをどう頑張っても取り消すことができないという遣る瀬無さも発生します。さらに、「こんな自分が嫌だ」という自己嫌悪、ないし、自尊心の低下がとどめを刺します。その結果、長時間布団の中で悶絶することになります。以上が一連の流れであるように推察されます。とはいえ、分解できてしまえばこっちのものです。早速、これらに対処する方法を考えていきましょう。

2. 冷静に向き合い、糧とする

というわけで、対処法を考えていきます。まずは後悔の感情についてです。これは、もう起こってしまったことはどうしようもないと諦めて、「具体的に自分のどの行動のどのような点に後悔しているのか」をゆっくり考えてみましょう。当時どのような考えをしていたのか、それによって起こした行動は何か、その結果どうなってしまったか、同じ過ちを繰り返さないためにはどうすればよいか、というのを今の自分に分かりやすく説明しましょう。この時、できるだけ感情の影響を受けないようにするために、「過去の自分」を別の人間であると仮定して、「別の人が起こしたシナリオA」くらいのノリで遠くから分析するのが良いです。ここから、自分がどのようにすれば同じ失敗をしなくて済むのかが分かります。すなわち、あなたは成長し、未来の行動を良い方向に変えることができるのです。これは素晴らしいことなので、自分の汚点に向き合い成長していける自分を褒めてあげてください。あとは、人生に失敗は付きものだと気楽に考えて生きていきましょう。紙に書いたり、PCやスマホのメモ帳にまとめておいて時々見返すと、自分のどの部分に気を付ければよいのかが明確になるのでbetterです。

このように、自分の黒歴史もしっかりと向き合ってあげれば成長の糧とすることができます。トラウマとかの場合はちゃんと病院に掛ったほうが良いので、その場合は無理しないでください。