一つの認識描像

時間の潰し方

時間軸の認識を潰してstaticな描像を得ましょう。ある時間の区間と、それでラベルされた三次元的情報を用意してください。例えば、今から一秒前までとかでもいいですし、可能性としての認識として人生全体でも良いです。通常、これはある時間の一点の小さな近傍での認識が著しく、その後側は認識が弱く、その前側は全く認識できない(推測などの認識作用によって、信頼前の情報が認識されることはある)という状態になっています。それでは、これらの認識を「一斉に」実現しましょう。これは、普通に生きていると難しいです。なので、まずは離散的な2時間点の3次元的情報(素朴な立場では二次元)を重ね合わせて認識してみましょう。このようなイメージで、なんとなく全時間の情報を重ねるといい感じだと思います。
もし人生全体でチャレンジした場合は、少なくともC_{1}因果(この世界の時間)の全ての認識を一度に得ることになります。そこから、自身がこの世界で培ってきた時間順序への並び替えなどの固定観念を取り払ってしまえば、単なる情報の集まりの斉認識が達成され、そこに時間を見出すことはできなくなります。つまり、逆に言えば時間の認識はある種の認識の局在が必要であるということです。