一つの認識描像

無価値ですらない

恐怖と不満の糸くずが,叫びの水滴となって打ち付ける.
この苦痛には意味さえない.
自らを世界に投げ込む苦しみは,絶望によって泣き止んだ過去.
優秀な画材.また,そこから生まれる芸術にも価値はない.
無限の否定,それ自体もまた.故に,違う.