一つの認識描像

自己存在の開始方法

以下の手順を実行せよ:

1. 快楽は劣悪であると理解し,棄却できるようになる.
2. 外部依存の認識を最小限に留める.
3. 世界は苦痛と理不尽に満ちていると理解できるようになる.
4. 任意の苦痛・不快は「不運」であると理解する.
5. 苦痛に屈せず,不運を許容する.今後一切の苦痛・不快を案ずることを諦める.
6. 快・不快など従来の任意の価値判断から逸脱し,自己の在るべき姿を理解する.

以上.