一つの認識描像

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

間違いなんてない。hyper neutralという考え方

私の世界認識の根幹をなすものの一つとして、hyper neutralという考え方があります。これは、「異常なものは存在せず、ただ認識が局在化しているだけである」というものです。言い換えると、「全ては、適切な認識体系ないし論理体系を取ることによって正しく…

自己肯定的であるのはなぜ難しいのかと、解決法の一例

結論から言うと、肯定的であるための根拠が相対的な指標に依存しているから、だと考えました。以下、説明を行います。 自己肯定というものを、「『自分はすごい!』と思うこと」であると、とりあえず考えることにしましょう。では、すごいとは何でしょうか。…

奇置換と偶置換の数は同じ

から奇置換して得られる、重複のない全ての配列の集合を、偶置換して得られる重複のない全ての配列の集合をとします。の上に、配列の1番目と2番目を入れ替える写像を与えます。これはからへの単射になっています。もし、が全射でないとすると、が存在します…

指数2の部分群は正規部分群

群の指数2の部分群というのは、が二つの元からなるということです。例えば、元 が定める同値類はです。2つの同値類は、そのうちの一つの元だけでも共通で持っていれば完全に同一で、つまり異なるなら共有される元はありません。なので、指数が2であるという…

夢の中で知らないはずの事を知っている現象

夢の中で、今まで見たことのない物なのにそれがどういうものであるか理解したり、危険なものであると強い確信をもって認識したりすることがあります。私はこの現象を、「記憶異常」と呼んでいましたが、実は「信頼異常」と呼ぶべきものではないかと結論した…

自分とは、好き嫌いするものである

自己とは何か。自己とは、認識の曖昧な全体である。特に、認識に対する誘引と反発の認識が自己を特徴づける。 まずは、概念空間という言葉を定義します。これは、もちろん頭の中にある概念が全部集まったものと考えられますが、ここで言う「概念」は、視覚的…

異世界の論理と過去改変の、言われてみれば当たり前の関係

我々はこの世界の中に存在していて、論理的な推論を行って日々生活をしています。この論理というのは経験からの帰納なので、もし我々が他の異なる世界に存在していれば享受する論理というのは全く別物になると思われます。このように、我々に馴染みのない論…

漸化式で表す過去改変理論

私が学部3年のころに思いついた、物理的な側面を考えずにとにかくコンセプチュアルに過去改変を表現した"理論"です。洗練されたものでは決してないので、その点ご容赦ください。 さて、関数を考えます。これが、未来の自分の影響を受けるということを考えた…