一つの認識描像

わたてん松本の異常なハイスペックを,まちカド時空・魔法少女という概念から説明する一つの可能性

わたてん世界は桜の丘駅があるから聖蹟桜ヶ丘が舞台で、そしてまちカドまぞくもせいいき桜ヶ丘が地名となっている。つまり、わたてん世界に魔法少女が存在していても不思議ではない。その一つの可能性として、乃愛ちゃんが当てはまる可能性があるということは、アホ毛の顕現としての特性やその他の特徴からも容易に考えられる。しかし、魔法少女には神託を授けるナビゲーターという概念があり、桃の場合は猫、ミカンの場合はモウドクフキヤガエルである。そして、わたてん世界にも動物とともに暮らすものがいる。そう、松本である。ここで、松本が魔法少女であるとすれば、今までの異常なまでのハイスペックを説明できる可能性がある。しかし、私はここから一歩踏み込んで、実はゆうちゃんが魔法少女なのではないかという仮説を立てる。根拠としては、ファンブックにてゆうちゃんはみやこ(犬)とほぼセットで描かれており、感情が同期していたり守護者のような印象を受けたりする部分、みやこを各種特徴的な視覚的情報、聴覚的情報の顕現によってある程度コントロール可能である点が挙げられる。そして、妹が魔法少女である松本香子は、その力をゆうちゃんを介して間接的に使用していると考えられる。もっと怖い話をしよう。ゆうちゃんは、見た目3~4歳くらいに見える。松本がみゃー姉に出会ったのは2年前。この時、ちょうどナビゲーターがゆうちゃんに接近しているのを見て、契約させたのかもしれない。松本香子はみゃー姉に妖精の衣装を着せるためにゆうちゃんを使役することもあるため、純粋なゆうちゃんを利用している可能性がある。