一つの認識描像

アニメきんいろモザイク世界の地球の自転軸は定常でないという可能性

※この記事はジョーク記事です.大好きなきんモザ世界の法則を解明しようと真面目に取り組んだ結果であり,決して作品を揶揄するような意図はございません.あらかじめご了承ください.

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我々の世界の地球の自転軸はやや傾いているが,この傾き具合が大きく変化することはない.もしも自転軸が反転する,つまり地球の自転が逆回転になると,太陽は西から登って東へと沈んでいくことになるだろう.少なくとも今のところ,我々の太陽と地球の関係においてはそのような現象は確認されていない.しかし,アニメきんいろモザイク宇宙ではこの限りではないという可能性が出てきた.

主張の要となるのは,もえぎ高等学校の昇降口の方角である.まずは,1期3話から以下のシーンを見てほしい.

昇降口から出た方向に虹

これは放課後の雨上がり,昇降口から出た方向に虹が出ているシーンである.放課後ということは太陽は西にあり,その反対側に虹が出るため,昇降口方向は東であると推測できる.実はこの事実は,2期OPのきららジャンプのシーンからも裏付けることができる:

昇降口方向に向かってジャンプする背後に太陽

学校の正門の方向,つまり昇降口の方向へと向かってジャンプする場面であるが,その背後に太陽がある.今は朝なので,昇降口から出ていく方向が東の方角にほぼ一致しているということが分かるだろう.
なるほどなるほど.これで学校の向きを特定できたな,と私は考えていた.しかし,2期1話にて反例が見つかってしまう:

衝撃波でアリスを吹き飛ばす忍

上の画像において,アリスが吹き飛んでいる方向が昇降口から出ていく方向である.影の反対方向に太陽があり,これが放課後のシーンであることを加味すると,太陽は1期3話にあった位置から大きく離れている.たしかにこの日は忍は日直でやや帰りが遅くなっているのだが,それだけではこの大幅な太陽の移動を説明できない.以上のことから,方角と太陽が登る方向に定常な関連はなく,日を追うごとに変化していくものだと推察することができる.これは可能性の一つに過ぎないため,もっとドラスティックに太陽が複数個あるとか毎朝ランダムな方向から太陽が登ってくるとか,または天球上の太陽の移動は直線的ではなく異常な軌道を持つとか考えることもできる.どちらにしろ,我々の太陽系とは事情が大きく異なるようである.きんモザ世界に往かれる方は,この点に注意していただきたい.