一つの認識描像

漫談企画#2 「バネ漫談」

何かと自由を失われて心苦しいこの世の中に、笑いを届けられたらいいな(低確率)ということで始まったこの企画。なんと、2回目です。

 

続くと思った?正直自分もどこまで続けるのかはわかりませんが。今回が最終回かもしれません。

 

いろいろなアイデアを思いついて「あ、面白そう!」と思ってやってみた後、めんどくさくなって辞めてしまうことも多々あるんですよね。いつもスタート地点を行ったり来たりしています。

 

バネだけにね。

 

ではではまずはバネの説明から。といっても、バネも皆さんに馴染みのあるものですよね。伸ばすと戻るあれです。ぐるぐる巻かれてるあれです。びっくり箱の仕掛けに使われているあれです。これは余談なんですが、「びっくり箱」とパソコンで入力したときに、予測変換に「びっくり箱殺人事件」って出てきたんですが、これってなんなんですかね?ご存じの方がいればコメントください。

バネは物理の問題によく出てくるものですが、今回は堅苦しい話は無しにしましょう。バネを頑張って縮ませて、その状態で離すとバネはもとに戻ります。私はよくシャーペンの繰り出し部分に使われているバネを授業中に取り出して、1人でビヨンビヨンして遊んでいました。授業が終わった後も、1人で遊んでいました。寂しくないです。

縮ませたバネをうまく利用すると、物を動かすことができます。バネの端を壁に固定して、もう片方に物を固定してバネを縮ませて離すと、その物は振動を始めます。これは、バネがもとの長さに戻ろうとする性質によって起こるものです。もとの長さに戻った瞬間は、固定された物が速度を持っているので、勢い余って結局伸び縮みしちゃうんですね。おちゃめですね。もとの長さに戻りたいのに戻れないバネの気持ちなんて考えたこともありませんでした。ねえ、今どんな気持ち?

しかし、そんなバネに救世主が現れます!摩擦やらなんやらです。摩擦やらなんやらはバネについている物を遅くするので、摩擦やらなんやらがあればいつかは摩擦やらなんやらの影響で勢い余って飛び出すこともなくなります。よかったね、バネ。

こうして戻りたい自分に戻ることができたバネもいるのですが、極悪な人間の支配によって、永遠に長さを変えられているバネもあります。多分。具体例はしらんけど、第二次産業で活躍してそう()。

今回はこんな感じで終わりにしたいと思います。今時間が有り余っている方は、バネの勉強をして微分方程式を解いてみると面白いと思いますよ。でわでわ。