一つの認識描像

上司の次元を損ねない方法

要求される知識技能の高度化が叫ばれる昨今,会社で上司をどうしても線形変換しないといけないことってありますよね?場合によっては上司に合わせて適当な基底を取ったりと,なかなか苦労する事が多いと思います.中でもやはり,上司の次元を損ねないように気を遣うのは難しいですよね.そこで今回は,どうすれば次元を損ねないのかを解説しようと思います!

1. 基本は単射!!

やはりこれでしょう.誰でも子供の頃,親に「人に単射しなさい」と言われたことがあると思います.当たり前のことですが,意識しないと案外難しいものです.それでもはやりコミュニケーションの一番大切な要素のうちの一つですので,単射を意識しましょう.手持ちの線形作用素単射があるのなら,最優先で使用します.一見単射のように見えてそうではない紛らわしいものは,事前によく確認しておきましょう.変に気を使ったり見栄を張ろうとして変化球を投げる必要はありません.基本的には,はっきりわかりやすい単射で十分です.

2. 上司をさりげなくkerで割る

多くの場合,手元に単射がないということはありません.しかし,運悪く単射がないということも考えられると思います.このまま何も対策をせずに変換してしまったら,後戻りできない状況に陥ってしまいます.逆写像が存在しませんからね.こんなときは,まず落ち着いて上司と一度会いましょう.もし時間に猶予があるならスケジュールを調整してもらって,その時間で単射を構成しましょう.そんな事している時間がないのであれば,これは最終手段なのですが,バレないように上司をさりげなく核で割って剰余加群にしておきましょう.このとき,手持ちの線形写像の定義を若干いじるのを忘れないようにしてくださいね.うまくやれば上司も,「自分はもとからこういうやつだった」と特に疑念を持たずに考えてくれて,"上司"の次元を損ねることは無くなります.ただ,やはりかなりその場しのぎですので,手元に単射がないという状況は避けたいですね.事前の準備は欠かさず,普段から余裕を持って単射を備えておきましょう.