一つの認識描像

私の悪夢を格段に減らした方法

これが一般的に悪夢対策に使えるのかどうかは謎ですが,私はこの方法で悪夢に遭遇する確率を大幅に減らすことができました.というか,正確には「悪夢になりそうに成った時に,それを無効化する」ということを夢の中で主体的に行うことができるようになったという感じで,寝る前に何かをするとかいう感じではありません.その方法とは,「夢の中で当然の権利のように飛行できるようになった」というものです.

何かヤバそうな怪物に追われている,ある場所に囚われていてめっちゃ強そうな番人が警備しているなど,このままじゃろくな目に合わないような場面が夢の中では多々あります.こんな時,かつての自分なら何も対策することはできずに恐怖の体験を伴って目覚めていました.しかし,今では超飛んで超遠いところに逃げます.すると夢の内容は変わったり断裂したりして,悪夢への発展を防ぐことができます.

私が飛行できるようになったのは,一時期明晰夢の訓練をしていたからです.明晰夢とは夢の中で夢であると自覚している状態であり,私はその状態を意図的に引き起こそうとして訓練をしていました.これは,「明晰夢 方法」とでも検索すれば結構色々と出てくると思います.そして,夢の中で空を飛ぶのはやはり楽しいもので,明晰夢が見れたら空を飛ぶというのを繰り返していると,普通の夢でも当然のように空を飛ぶようになっていました.現実世界だともちろん空を飛ぼうなんて発想には至らないのですが,なんとなく夢では空を飛べるというのがわかっているというか,必要に応じてそのような発想が出てきます.これは不思議ですね.

そんなこんなで,地形が許す限り悪夢を回避できるようになりました.しかし,天井があるとか地下にいるとか,飛んでも逃げられない状況というのはあります.こんな状況ではどうなるのかというと,「空を飛ぼう,あ,でも飛べないな」と発想した段階でなんとなく夢の中にいるということを自覚するというか,完全に明晰な意識を以って夢であると理解する訳では無いにしても,弱い明晰夢状態に入ることが多いです.私は夢の制御は苦手なので地形突き破ったりテレポートしたりはできないのですが,相手の攻撃を受けてもちょっと痛いくらいで傷ひとつ無く受けきることはできます.こんなふうにして,夢の中での戦闘能力が上がることで悪夢を自力で解決することが可能になります.

なのでまとめとしては,明晰夢の訓練をして空を飛べるようになろう!ということです.再現性はちょっとわかんないですが,意外と役に立つかも?