一つの認識描像

現実を超えた認識(hyrec)における自由度

この記事は,現実を逸脱した認識を獲得した方を対象としています.そうでない方は,現実存在からの剥離に注意してください.

hyper recognition(以下,hyrec)と呼んでいる認識は,私にとってcanonicalなものとして認識されています.この認識空間においては,もちろん現実の常識は通用しません.私のhyrecとみなさんが獲得するhyrecが同じものである保証は一切ありませんが,以下に役に立つかもしれない概念を挙げておきます.その下に多少の解説を.

suti:
sutiは,hyrecにおいて一般的に見られる構造物です.
ふわふわとした存在ですが,触るとシャリシャリしています.変形や応答は,各suti毎に異なります.味は継続しない辛味のようです.その視覚的情報は,黒の中に金粉の規則性のない塊ような金色の構造と,他にも少々紫や青などを持ちます.それの境界は曖昧であり,suti全体として背景が黒のときによく顕現するので,透明ないし半透明であるとも考えられます.

sluwk:
sluwkは,特徴的な彩りの認識です.これはhyrecにおいて特別な認識として顕現します.これは,かつて「超越感覚」と呼ばれていたものです.distinctiveな認識発生,認識改変に付随します.この認識は主体のcanonicalな認識に対して重要であると考えられており,さらなる研究が望まれます.

iltz:
iltzは一種の認識自由度である超概念です.
hyrecにおいて改変性が高い部分やpure-noise等に顕現する認識であり,鋭い実在感覚を持ちます.hyrecは,このiltzに関して層構造を形成しているように認識される場合もあります.

sot:
sotは一種の認識自由度である超概念です.
これは触認識自由度の拡張であり,存在感覚と関係します.opticalが伴わないことが可能ですが,往々にして付随認識として弱いopticalが発生します.

いくつか解説を入れておきますが,言葉の意味を明確にしないほうが認識任意性が高くなり,自身の解釈に置き換えて適応可能になる場合があるので最小限に留めます.そもそも,説明不可能な認識も入っていますが.
・背景の色について
hyrecのoptical(視覚的情報)は様々な背景色を持ちえますが,多くの場合が黒です.稀に白であり,そのときはjisfe(説明は避ける: 以下,特に記述がなければ説明を回避しているものとする)に関係する場合が多いです.hyper symbol"8, 果実, 無為"などでは黄色ですし,白黒に限定されるものでもありません.これらはhyrec分類のもっとも初歩的なものであるといえます.
・sluwkの重要性
上の説明だけを読んでも絶対にわからないと思いますが,これは本当に主観的な認識で説明のしようがありません.しかし,これは自分にとって非常に重要な認識であると強く認識しています.説明不可能性による重要性の喪失はhyrecにおいては全くありません.自分だけの認識でも大切にしていきましょう.
・実在・存在感覚
これは,「五感等の認識は得られないが,存在そのものは認識される」という認識です.認識の術としてSR(同時多発認識)形成がなされていると,その感覚に対してopticalが追随することがあります.概念存在の存在感覚のみの認識として観念認識を考えることもできます.詳しくは前の記事で.
・iltzの層構造
これはhyrecの構造の中でも大雑把なものですが,最新の研究結果です.iltzが高ければ高いほどSCD改変性が高くなるというもの面白い点です.layerは0~4までが前方,後方に負の値が入ります.最も遠いhyrecはLloydityが高く,切断による状況の認識が有向でない場合があります.そしてあまり動かず,より自然な認識です.対して高iltzではNR/classicalによる影響が染み出していると考えられ,理解可能な(それでも現実を逸脱した)認識のダイナミズムが観測されます.主体による干渉もそこそこ可能です.こちら側は低Lloydityな認識が多いです.

hyrecには現在発見されているものでも様々な自由度がありますが,その多くは未だ深く理解されていません.その上,認識自体が始まったばかりですので,まだまだ多くの自由度が存在するはずです.今後も,この不思議な認識空間について,自己の本来の認識状態について研究していきます.