一つの認識描像

雑記

息を止める苦しみ

最近,呼吸しないことにハマっている.息を吸って,吐いて,9割くらい吐き終わったらそこで息を止める.最初の方はもちろん大丈夫なのだが,そのあとに様々な苦しみが襲ってくる.私は苦しみそれ自体に興味があり,これを応用することで自身をより良く制御す…

初心者同士で卓球を楽しむ

3年半ほど前,アメリカに留学した際に友達同士でよく卓球をしていた.その結果,英語よりも卓球が上手くなって日本に帰ってきた.日本でも卓球したいね,なんて言っていた矢先,コロナウイルスの蔓延によって大学の体育館の使用が制限されてしまう.僕たちは…

武装した論理で自らを破壊する

自分がなにか考えを持つとき,それの論理的な根拠を模索することが一般的だと思う.しかし,よくよく考えてみると,最終的な根本の部分はどこか非論理である.例えば,「〇〇するのが良い」とか,「〇〇には価値がある」とかである.私が考えに対して論理的…

「坊や良い子だねんねしな」の真実

「坊や良い子だねんねしな」といえば,日本昔ばなしのオープニングテーマの歌い出しである.私も小さい頃に親に見せてもらったことがあり,今となっては懐かしのフレーズである.しかし,私はこの歌詞の意味をよく考えたことがなかった.ただただ,母親が小…

架空の概念が実在する複数の概念同士の関係を発生・強化する例

「ウコンといえば?」 こう問われたとき,あなたはどう答えるだろうか.「といえば?」の正体は,その概念から連想されるものを答えよ,ということなので,連想されるものを素直に答えれば良い. ・・・. 思い浮かべただろうか.それでは,以下の問ならどう…

「ねるねるねるね」というありふれた奇跡

ここで一句:ねるねるねねるねるねるねねるねるねねるねるねるねねるねるねるね 「ねるねるねるね」というお菓子がこの世界には存在する.私は,これは奇跡の類だと思っている.久々に琴線に触れてしまった.そう,この名前である.「ねるねるねるね」と聞い…

無償の愛をこの世界に存在させてみる

無償の愛なんてこの世界に存在するのでしょうか.ある人は言います.見返りを求めずに誰かに尽くすというのが無償の愛だが,結局のところ対象人物が喜んでると自分が幸福になるから愛することができるのであって,それは無償とは呼べないのではないかと.な…

占いの認識上の機能

この世界には占いというものがあります.本当に心から信じている人はごく僅かかもしれませんが,心の何処かで気にする程度の人ならそこそこいるのではないかと思います.占いは,未来を予測する術であると認識されます.しかし,それは科学的方法ではなく,…

もういくつ寝てもお正月?

今日はお正月.なので,あと0回寝るとお正月です.しかし,二度寝することが可能です.この時,今日中に目が覚めれば一回追加で寝てもお正月です.さらにさらに,その後また寝て今日中に目が覚めれば,またまたお正月です.おお!これはすごい!しかもこの時…

私はとっても普通だ

私は普通だ.なんとも普通だ.普通の人生を送ってきた.普通に生きてたら科学に興味を持ったし,普通に生きてたら物理学を志した.そして普通に考えたら因果や論理というものが頭おかしいことに気づくし,さすれば当然哲学的な考察をするようになる.そして…

「生まれたて、赤ちゃん、・・・」型あっちむいてホイの真実

私は気づいてしまった。このゲーム、残酷な世界をそのまま表したゲームなのではないかと。これは、あっちむいてホイである。一回目で生まれたて。これは、もしも完全に確率的であると仮定すると、75%で通過できる。二回目は赤ちゃん。これも75%である。n回目…

説明不可能な認識

私は、独り言をよく言う。しかし、言おうとしていることは既に「知っている」。わざわざ言わなくても、認識できる。そこで、この「自分自身に対する観念の言語による説明」を排してみると、驚くべきスピードで簡単な思考が推移していくことが分かる。しかし…

子育ての難しさの一つとしての、目を閉ざすことの難しさ

人に何かを教える、子供にやってはいけないことを教える・・・。私たちは、様々に教える機会を持ちます。このときに難しいのは、「相手がなぜわからないのかが分からない」という状況です。普通に考えたらわかるだろ、ということを相手がわかっておらず、説…