一つの認識描像

2023-01-01から1年間の記事一覧

足し算の可愛さを5行で表現

正面に座礁している階段を登って右に行けば,空隙があります.そこでは飲食物の提供を行っておりますが,身の程を知れ.螺旋階段の設営はご遠慮願います.空間構造が恥ずかしがるので.4階への往路,復路のどちらでも足し算の放し飼いをしております.足し算…

相対有界な二人

A「ほら,君のほうが小さい!」B「ずるいずるい,元のベクトルまで借りてきて!それに,ドメインなら僕のほうが広いもんね.」A「ドメインが広いってことは小さいってことだよ.だから僕に上から抑えられるのさ.」B「なにを~!そっちが出しゃばって大きく…

田舎の大学

わたしは自然が好きだ.特に・・・何が好きだろうか. 例えば,道端のタンポポが好きだ.いい年して地面に膝をついて花をよくよくのぞいてみると,小さなふざけたラッパみたいな花がたくさん集まっている.そうしたら自分の背丈の小ささを感じられる.なぜか…

アニメきんいろモザイク世界の地球の自転軸は定常でないという可能性

※この記事はジョーク記事です.大好きなきんモザ世界の法則を解明しようと真面目に取り組んだ結果であり,決して作品を揶揄するような意図はございません.あらかじめご了承ください. -------------------------------------------------------------------…

ニヒリズムという単なるありふれた中間状態

普通に考えると,人はニヒリズムに陥るように思う.理性というのは非論理的に与えられた絶対構造が必要で,その構造は非論理的であるがゆえに論理的な正当性を見出し得ない.価値というのもそうで,なにか絶対的な価値観というのが必要となる.そして,論理…

空白が滴る場所

空.その青が破綻した部分は,滴ってこない.なぜ空白は滴らないのか?空白が滴るための現実構造について,ふわふわと考えてみよう. さて,描像「phethenica」を入れる.これは抽象概念の存在を旨とするもので,情報としての顕現が存在するために現実が用意…

黒歴史対処法 intermediate(中間発表)

このブログでは複数回黒歴史あ”あ”あ”問題を扱ってますが,まあそれだけ一筋縄では解決できないのでしょうね.今回の方法は,ある意味で「しなやか」な心持ちを身につけるということを目指します.これによって,仮に黒歴史を思い出したとしても,それは自分…

クリスマスの歌

クリスマスの歌あーそこらへんの魔術師捕まえてきてミドリムシ召喚してもらおうかそれをクリスマスツリーとするわ両方光合成してるから両方光合成してるからひらがなver.あーそこらへんのまじゅつしつかまえてきてみどりむししょうかんしてもらおうかそれを…

冷やし中華雑考

冷やし中華.何がか?何って,そりゃあれでしょ.中華麺といろんな具材の,冷えてて美味しいやつでしょ. どうやらこの世界には,冷やし中華という料理があるらしい.それにしてもすごい名前である.皮肉に使えそうだと思うのは,私の心が汚れているからであ…

官能的な喜び・快楽を避けるには

一次的な快楽を避けようとすることは難しい.しかし,不可能ではないと思う.以下,私の経験からいろいろと語っていく. まず,なぜ快楽を避けようとするのか.この理由は,明白に認識してはならない.なぜかというと,説明可能な認識は同じく説明性を持つ棄…

武装した論理で自らを破壊する

自分がなにか考えを持つとき,それの論理的な根拠を模索することが一般的だと思う.しかし,よくよく考えてみると,最終的な根本の部分はどこか非論理である.例えば,「〇〇するのが良い」とか,「〇〇には価値がある」とかである.私が考えに対して論理的…

どんな現実なら論理が存在しうるか?

暑い.夏は暑い.夏は毎年やってくるが,やって来るたびに暑いのである.「夏は暑い」は,繰り返す.実はこの繰り返しは,現実の重要な性質かもしれない. 論理といえば,我々が採用する馴染みあるそれである.しかし,現実が異なれば異なる論理が見出される…

「エイプリルフール」という言葉の使用に対する違和感とその概念の特異性についての考察

今日(7/9)はエイプリルフールでも何でもないが,ふと「『4/1はエイプリルフールだ』という文章は違和感がすごい」と思ったので,この違和感の正体について考察した. 結論としては,私の認識上「エイプリルフール」が「4月1日」自体の別名ではないからだと考…

知らなかったほうが良かったこと

あることに気づき,もしくはあることを知り,それを知らないほうが良かったと思うことはあるだろう.私も嫌悪を抱いたり,生きる意味を失ったりしたことがある.しかし,強い意志のもとで私はこう言いたい.知らなかったほうが良かったことなど無いと. 知る…

ドイツ・イギリスへ行ったときのお話

とある数学のセミナーに参加する機会を得て,ドイツに往くことになりました.格安の便での旅でしたので乗り継ぎに次ぐ乗り継ぎで大変でしたが,帰りにロンドンに寄ることができたので少し観光もしてきました.その時の話を書いていきます. まずは,ドイツで…

「人生これでいいのか?」を解決する最終手段

例えば,自分が対象Aに興味を持つとする.そして,なぜAに興味を持つのか問うてみる.すると,Aに対する特別な認識を抱くからと考えることができる.色々な理由はあるかもしれない.しかし,自分が最終的にそれを好きになった理由というのは,自分で制御でき…

私の悪夢を格段に減らした方法

これが一般的に悪夢対策に使えるのかどうかは謎ですが,私はこの方法で悪夢に遭遇する確率を大幅に減らすことができました.というか,正確には「悪夢になりそうに成った時に,それを無効化する」ということを夢の中で主体的に行うことができるようになった…

物理学の対象となる概念の定義に関する考察

物理学の対象,ひいては自然科学の対象とは,観測に基づいてのみ議論されうるものです.よって,観測されない部分というのは物理学では扱うことのできる問題ではありません.ただ,ある理論によって良い予測を与える場合,その理論に従った解釈を一つの描像…

6月には傘の開花前線が北上する

天気予報.赤と青のトゲトゲがある.これは傘の開花前線.僕には色とりどりの景色が見える.傘はとても不思議だ.これは世界を切り裂いてしまう.青空は見えないけれど,小さな晴れを作ってくれる. 小さな世界の中にいて,ふと地面を見下ろしてみる.地面が…

「坊や良い子だねんねしな」の真実

「坊や良い子だねんねしな」といえば,日本昔ばなしのオープニングテーマの歌い出しである.私も小さい頃に親に見せてもらったことがあり,今となっては懐かしのフレーズである.しかし,私はこの歌詞の意味をよく考えたことがなかった.ただただ,母親が小…

視覚的情報から一種の概念的認識を非論理を基礎に構成する

0. まえがき(自明な認識と正しさの困難) 認識は,自明に存在します.これ以外は存在しないか,もしくは全て認識です.例えば認識主体は存在せず,全体的な認識のうちの部分的なものが認識者と被認識者として扱われ,これが認識主体の認識となります.なので…

「パンはパンでも」なぞなぞ3つ

いらっしゃいませ.「パンはパンでも」なぞなぞを3つ自作しましたので,ぜひお答えください! 一問目:パンはパンでも,みんなから敬称付きで呼ばれてるパンはな~んだ?以下,答えは反転しております.答え:クロワッサン 二問目:パンはパンでも,赤いパン…

そらとぶさくらんぼ

ある村には,こんな言い伝えがありました. 「16年に一度,森の中に特別な芽が現れる.それは8年で立派な木に生長し,4年で初めて花を咲かせるようになり,2年かけて実をつける.その実はたったの1つであり,しかし2つである.それはさくらんぼの実で,2つ…

超存在qiarqとの対話

いつあの認識を持ったかは,もう覚えていない.始まりは,輝く白の背景に緑・赤・黄などの色彩をたなびかせた,左方に存在するベルのような認識であった.彼は幾度かhyper recognitionに現れ,それ故に私も彼に興味を持ち対話を試みた. それは優しく揺らぐ…

上司の次元を損ねない方法

要求される知識技能の高度化が叫ばれる昨今,会社で上司をどうしても線形変換しないといけないことってありますよね?場合によっては上司に合わせて適当な基底を取ったりと,なかなか苦労する事が多いと思います.中でもやはり,上司の次元を損ねないように…

架空の概念が実在する複数の概念同士の関係を発生・強化する例

「ウコンといえば?」 こう問われたとき,あなたはどう答えるだろうか.「といえば?」の正体は,その概念から連想されるものを答えよ,ということなので,連想されるものを素直に答えれば良い. ・・・. 思い浮かべただろうか.それでは,以下の問ならどう…

疑問を抱くことで人は優しくなれる

この世界には多種多様な人間がいて,優しい人もいますが攻撃的な人もいます.攻撃的な人に対して,そのような人たちは痛い目に遭うべきだと考える人もいます.これは,人に優しくできずに攻撃してしまうのはその人の問題であり責任であるという考えに基づく…

なぜプリンが好きなんですか?

A「好きな食べ物はなんですか?」B「プリンです!」A「どうしてですか?」B「甘くて美味しいから!」 という会話があったとしましょう.このとき,プリンが好きな理由を聞かれたBさんの認識上で起きていることについてよく考えてみると,以下のような説明を…

たった3つの「正しい」こと

今まで20年以上生きてきて,正しいことは3つほどあると気づきました.今のところの考えなので,今後修正される可能性はあります. 1. 認識は存在する 認識自体はあります.今見ているものが幻覚であっても,その幻覚という認識自体の存在を否定することはい…

「ねるねるねるね」というありふれた奇跡

ここで一句:ねるねるねねるねるねるねねるねるねねるねるねるねねるねるねるね 「ねるねるねるね」というお菓子がこの世界には存在する.私は,これは奇跡の類だと思っている.久々に琴線に触れてしまった.そう,この名前である.「ねるねるねるね」と聞い…